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- 外来化学療法室|南三条病院
札幌南三条病院の外来化学療法室 ページです。札幌南三条病院は、呼吸器疾患、特に肺がんの診療を中心とした医療を行っています。全国有数の治療実績で、肺がんセンター的施設として高い医療水準を誇ります。PET-CTや超音波気管支鏡などの最新機器を使用し、迅速で精密な診断を行っています。 外来化学療法室 外来化学療法室とは 外来化学療法室は外来で化学療法を行うための専用治療室です。最近の化学療法は外来でも頻繁におこなわれるようになりました。その背景には、治療時間の短縮化がはかられ日帰りが可能になったこと、患者さんから社会的な役割と治療との両立に対するニーズがあること、吐き気などの辛い副作用症状を予防できるようになってきたことが挙げられます。 当院で外来治療を受けている患者さんは、年々増加しています。患者さんからは「入院の煩わしさがなくて良い」、「ペットがいるから日帰りだと安心」、「仕事を半日休めば治療できて、有給休暇を節約できる」というお声をよくうかがいます。当院では、初回は入院で行い、体調の変化や血液検査の経過を確認するほか、体調の変化が生じた場合どのように対処すればよいのかお伝えしています。 2回目以降、主治医と相談のうえ、治療時間や通院時間、体調を考慮して外来治療の適応を検討しています。 受付 問診、体重測定、検査(採血、レントゲン、CTなど) 診察 治療実施 会計 当院の化学療法室の特色 当院の化学療法室は3階にあり、ベッド3床、リクライニングチェア3床の計6床で運営しており、完全予約制となっております。 治療中にご覧いただけるようテレビが全床に設置されており、無料WI-FIもご利用いただけます。 ウィッグや帽子の展示のほか、脱毛や口内炎、皮膚症状に役立つ各種パンフレットも取り揃えておりますので、気軽にご相談ください。 治療時間を利用して、薬剤師によるベッドサイド面談を行なっています。治療に関することだけでなく、薬の飲み合わせについてなど薬のことであれば何でも気軽に相談することができます。 また、がん化学療法看護認定看護師が配属されており、安心・安全な治療環境の整備を行なっています。さらに、副作用への対処方法、治療継続に伴う悩みや不安についてお聴きし、少しでもお力になれるよう支援させていただいています。 患者様へ 仕事や家庭での役割を果たせるよう、できるだけ患者さん・ご家族のスケジュールに合わせ、治療日程を考慮しています。旅行に行きたい、コンサートに行きたい、といった楽しみを実現するために日程をずらすことも可能です。遠方からの通院では、来院時間の調整も可能です。冬期間だけは入院で治療をしたい、といったニーズにも対応していますので、ご要望がありましたら外来看護師にご相談ください。外来治療では、手元にナースコールがあった入院環境と異なり、体調の変化をご自身で観察し、緊急を要する症状の場合は病院に連絡していただく必要があります。治療内 容に合わせて体調をチェックするツール(自己管理表あるいは治療日誌)をお渡ししますので、日々チェックするようにしましょう。 当院で化学療法を行なっている患者さんには「化学療法を受ける方へ 化学療法ハンドブック」をお渡ししています。下記をクリックするとダウンロードすることも可能です。副作用への対処法や病院への連絡が必要な症状など記載していますので、ご利用ください。 クリックすると内容をご確認いただけます。 外来化学療法を受ける患者さんへの当院の取り組み (外来腫瘍化学療法診療料 1) 外来化学療法を受ける患者さんの緊急の相談等に対応できるよう24時間連絡体制を整備しています。 外来化学療法を受ける患者さんの急変時など、緊急に入院できる体制を確保しています。 当院で実施される化学療法レジメンの妥当性を評価し、承認する委員会を定期的に開催 しています。 患者さんと患者さんを雇用する事業者が共同して作成した勤務情報を記載した文書の提出があった場合、主治医から就労と療養の両立に必要な情報を提供することが可能です。文書については、従事する事業所の産業医にご相談ください。 2024年6月 札幌南三条病院 診 療 科 一 覧 に 戻 る ト ッ プ に 戻 る
- 診療記録等の開示手続きについて | 南三条病院
札幌南三条病院の診療記録等の開示手続きについて ページです。札幌南三条病院は、呼吸器疾患、特に肺がんの診療を中心とした医療を行っています。全国有数の治療実績で、肺がんセンター的施設として高い医療水準を誇ります。PET-CTや超音波気管支鏡などの最新機器を使用し、迅速で精密な診断を行っています。 診療記録等の開示手続きについて 当院では、厚生労働省の「診療情報の提供等に関する指針」に基づき、診療記録 等の開示を行っています。開示手続きは診療情報管理室で行っておりますので、手続きを希望される方は必要書類を当院へ郵送頂くか、窓口にお申し付けください。 1.開示内容 当院で保管されている診療情報等(診療記録、看護記録、検査結果、画像など)が対象となります。ただし、当院宛てに他院より提供された診療情報提供書等については開示対象外となります。 2.開示手続きの方法 診療情報管理室が担当いたします。当院所定の申込書等にご記入いただき、必要書類と一緒に申請をお願いいたします。 様式1 診療情報提供申込書(PDF) 様式1 診療情報提供申込書-記入例(PDF) 3.開示申請をできる方、および必要書類 診療情報の開示は、原則として患者さん本人に行うものとなります。 ※身分証明書は運転免許証、パスポート等をご提示ください。郵送等で申請する場合はコピーを提出願います。 様式2 患者本人の委任状(PDF) 様式2 患者本人の委任状-記入例(PDF) 様式3 法定相続人の委任状(PDF) 様式3 法定相続人の委任状-記入例(PDF) ※委任状は当院以外の様式もご利用いただけます。 4.郵送で申請する場合の郵送先 〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西6丁目4-2 社会医療法人 北 海道恵愛会 札幌南三条病院 診療情報管理室 宛て 5.開示に要する料金 ※料金は全て税込みです。 6.開示に要する期間 申込書を受理した日から、内容について当院で回議を行うため、2週間程度を要します。 ■診療情報提供の流れ 申請 診療情報提供書【様式1】をご記入下さい。 回議 申請内容について、当院で回議致します。 回答 回議結果について、回答致します。 支払 開示に係る費用をお 支払いいただきます。 開示 回議の結果に則り、開示致します。 2週間程度 ト ッ プ に 戻 る
- 臨床倫理要綱|札幌南三条病院
札幌南三条病院の臨床倫理指針と職業倫理 ページです。札幌南三条病院は、呼吸器疾患、特に肺がんの診療を中心とした医療を行っています。全国有数の治療実績で、肺がんセンター的施設として高い医療水準を誇ります。PET-CTや超音波気管支鏡などの最新機器を使用し、迅速で精密な診断を行っています。 臨床倫理指針と職業倫理 臨床倫理指針 私達は、患者さんの尊厳および人権に配慮し、医療の進歩に貢献するよう臨床における倫理指針を定めています。 患者さんの人権と自己決定権を尊重し、十分な説明と同意にもとづいた医療を行います。 医療・倫理に関する法規を遵守するとともに、診療ガイドラインに沿った公正かつ公平な医療を提供します。 患者さんが治療法の選択を決定できるように情報提供に努め、他の医療機関での医師の意見を求めるセカンドオピニオンに対応します。 終末期医療の対象となる患者さんに対しては、当院の「終末期ガイドライン」に従い、ご家族の意向にも十分配慮しながら対応します。 診療に際して倫理的課題を有する場合は、病棟カンファレンスにおいて多職種による検討を行い、臨床現場で解決が困難な問題や継続的な課題は臨床倫理委員会で検討します。 医療の発展のために治験や臨床研究を行い、実施にあたっては研究倫理審査委員会において審議します。 職業倫理 私達は、医療人としての職責の重さを認識し、病院理念に基づき、職業倫理を定めます 医療人としての尊厳と責任を自覚し、教養を深め、品格を高めるよう努めます 患者さんの人格と尊厳を尊重し、医療内容やその他必要事項について十分説明し、信頼を得るように努めます 生涯学習の精神を保ち、知識技術の向上につとめるとともに、医学、医療の進歩、発展に尽くします 患者さんのプライバシーを尊重し、職務上の守秘義務に遵守します お互いに尊敬しあい、職種間の良き協力関係のもとにチーム医療の実践に努めます 医療の公共性を重んじ、地域・社会の発展に寄与するとともに、法規範を遵守します ト ッ プ に 戻 る
- 個人情報保護方針|南三条病院
札幌南三条病院の個人情報保護方針ページです。呼吸器を中心に専門的な診療を提供しています。特に肺がんの治療に関しては国内有数の治療実績があります。 個人情報保護方針 当院における個人情報の取り扱いについて 【1】個人情報保護方針 【2】診療情報の提供および個人情報の保護に関するお知らせ 【3】別項:通常の業務で想定される個人情報の利用目的 【1】個人情報保護方針 当院は個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責務と考えます。 個人情報保護に関する方針を以下のとおり定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、これまで以上に個人情報保護に努めます。 1.個人情報の収集・利用・提供 個人情報を保護・管理する体制を確立し、適切な個人情報の収集、利用および提供に関する内部規則を定め、これを遵守します。 2.個人情報の安全対策 個人情報への不正アクセス、個人情報の紛失、破壊、改ざんおよび漏洩などに関する万全の予防措置を講じます。 万一の問題発生時には速やかな是正対策を実施します。 3.個人情報の確認・訂正・利用停止 当該本人(患者さん)等からの内容確認・訂正あるいは利用停止を求められた場合には、別に定める内部規則により調査の上適切に対応します。 4.個人情報に関する法令・規範の遵守 個人情報に関する法令およびその他の規範を遵守します。 5.教育および継続的改善 個人情報保護体制を適切に維持するため、職員の教育・研修を徹底し内部規則を継続的に見直し、改善します。 6.診療情報の提供・開示診療情報の提供・開示に関しては、別に定めます。 7.問い合わせ窓口 個人情報に関するお問い合わせは、各部署責任者または以下の窓口をご利用ください。 【個人情報保護相談窓口 医事課】 平成29年8月1日 札幌南三条病院 院長 【2】診療情報の提供および個人情報の保護に関するお知らせ 当院は患者さんへの説明と納得に基づく診療(インフォームド・コンセント)および個人情報の保護に積極的に取り組んでおります。 診療情報の提供 ■ご自身の病状や治療について質問や不安がおありになる場合は遠慮なく、直接、担当医師または看護師に質問し、説明を受けてください。 この場合には、特別の手続きは必要ありません。 診療情報の開示 ■ご自身の診療記録の閲覧や謄写をご希望の場合は遠慮なく、担当医師または医事課に開示をお申し出ください。 開示・謄写に必要な実費をいただきますので、ご了承ください。 個人情報の内容訂正・利用停止 ■個人情報とは、氏名、住所等の特定の個人を同定できる情報を言います。 ■当院が保有する個人情報(診療記録等)が事実と異なるとお考えになる場合は、内容の訂正・利用停止を求めることができます。 担当医師にお申し付けください。調査の上、対応します。 ご希望の確認と変更 ■治療、外来予約(診療・検査・処置・指導等)や入院予定の変更、療養給付・保険証等の確認等、緊急性を認めた内容について、患者さんご本人に連絡する場合があります。ただし、事前に各科外来窓口または受付までお申しでがあった場合は、連絡いたしません。 ■外来等での氏名の呼び出や病室おける氏名の掲示を望まない場合には、お申し出ください。ただし、事故防止・安全確保のためには、呼名および氏名の掲示が望ましいです。 ■電話あるいは面会者からの、通院状況、入院状況等の問い合わせへの回答 回答を望まない場合には、お申し出ください。あるいは、特定の片のみ取り次ぐ必要があれば、あらかじめお申し出ください。 ■身体上または宗教上の理由等で、治療に関して特別の制限やご希望がある方はお申し出ください。 ■上記に関して、ご了解できない事項があればお申し出ください。お申し出がない場合には、ご了解いただいたものとして、対応させていただきます ■一度出されたご希望は、いつでも変更できます。 診療情報の提供 ご自身の病状や治療について質問や不安がある場合は、担当医師または看護師の質問し、説明を受けてください。 この場合、特別の手続きは必要ありません。 診療情報の開示 ご自身の診療記録の閲覧や謄写をご希望の場合は、担当医師または医事課に開示をお申し付けください。 開示・謄写に必要な実費はお支払いただきます。ご了承ください。 相談窓口 ご質問・相談は各部署責任者または以下の個人情報保護相談窓口をご利用ください。 【個人情報保護相談窓口 医事課】 平成29年8月1日 札幌南三条病院 院長 【3】別表:通常の業務で想定される個人情報の利用目的 ■患者さん等への医療の提供に必要な利用目的 【当院での利用】 ●当院で患者さん等(検診・健診・ドックを含む)に提供する医療 ●医療保険事務 ●患者さんに係る管理運営業務のうち、 -入退院の病棟管理 -会計・経理 -室向上・安全確保・医療事故あるいは未然防止等の分析・報告 -患者さま等への医療サービスの向上 【他の事業者等への情報提供】 ●当院が患者さん等に提供する医療のうち、 -他の病院、診療所、助産所、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連携 -他の医療機関からの照会への回答 -患者さん等の診療等に当たり、外部の医師等のに意見・助言を求める場合 -検体検査業務の委託・その他の業務委託 -ご家族等への病状説明 ●医療保険事務のうち、 -保険事務の委託 -審査支払機関または保険者へのレセプトの提出 -審査支払機関または保険者からの照会への回答 ―審査支払機関又は保険者への照会 ●事業者等からの委託を受けて健康診断等を行った場合における 事業者等へのその結果の通知 ●医師賠償責任保険などに係る、医療に関する専門の団体、保険会社等への相談または届出等 ●第3者機関への質向上・安全確保・医療事故対応・未然防止等のための報告及び相談 ■上記以外の利用目的 【当院での利用】 ●医療機関等の管理運営業務のうち、 -医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料 -医師・看護師・薬剤師・検査技師・放射線技師・理学療法士・栄養士・医療事務等の学生実習への協力 -医師・看護師・薬剤師・検査技師・放射線技師・理学療法士・栄養士等の教育・研修 -症例検討・研究および剖検・臨床病理検討会等の死因検討 -研究、治験および市販後臨床試験の場合、関係する法令、指針に従い進める -治療経過および予後調査、満足度調査や業務改善のためのアンケート調査 【学会・医学誌等への発表】 ●特定の患者・利用者・関係者の症例や事例の学会、研究会学会誌等での報告は、氏名、生年月日、住所等を消去することで匿名化する。 匿名化困難な場合は本人同意を得る 【他の事業者等への情報提供を伴う事例】 ●当院の管理運営業務のうち -外部監査機関への情報提供 -当該利用者に居宅サービスを提供する他の居宅サービス事業者や居宅介護支援事業所等との連携(サービス担当者会議等)照会への回答 -医療の質向上及び病院運営の改善を目的とした学術団体等への情報提供 TEL:011-233-3711(代表) FAX:011-233-1415 e-mail: info@h-keiaikai.or.jp ト ッ プ に 戻 る
- 医療成績|南三条病院
札幌南三条病院の医療成績 ページです。札幌南三条病院は、呼吸器疾患、特に肺がんの診療を中心とした医療を行っています。全国有数の治療実績で、肺がんセンター的施設として高い医療水準を誇ります。PET-CTや超音波気管支鏡などの最新機器を使用し、迅速で精密な診断を行っています。 医療成績 臨床研究 臨床研究のご協力に関するお願い(包括的同意)について 包括的同意について 詳 し く は こ ち ら 臨床研究 当院で胸部CT検査と気管支内視鏡検査の両者を受けた患者様へ 詳 し く は こ ち ら 治療成績 臨床指標 下記よりダウンロードしてご覧いただけます。 2021年度(累計)/PDF 2020年度(累計)/PDF 2019年度(累計)/PDF 2018年度(累計)/PDF 2017年度(累計)/PDF 2016年度(累計)/PDF 病院指標 下記よりご覧いただけます。 ボタン 令和4年度(2022年) 令和3年度(2021年) 令和2年度(2020年) 令和元年度(2019年) 平成30年度(2018年) 平成29年度(2017年) 平成28年度(2016年) 五年生存率 下記よりダウンロードしてご覧いただけます。 2004年症例/PDF 2005年症例/PDF 2006年症例/PDF 2007年症例/PDF 2008年症例/PDF 2009年症例/PDF 2010年症例/PDF 2011年症例/PDF ト ッ プ に 戻 る
- 個人情報保護方針|南三条病院
札幌南三条病院の個人情報保護方針 ページです。札幌南三条病院は、呼吸器疾患、特に肺がんの診療を中心とした医療を行っています。全国有数の治療実績で、肺がんセンター的施設として高い医療水準を誇ります。PET-CTや超音波気管支鏡などの最新機器を使用し、迅速で精密な診断を行っています。 個人情報保護方針 当院における個人情報の取り扱いについて 【1】個人情報保護方針 【2】診療情報の提供および個人情報の保護に関するお知らせ 【3】通常の業務で想定される個人情報の利用目的 【4】お問い合わせ、相談窓口 【1】個人情報保護方針 当院は個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責務と考えます。個人情報保護に関する方針を以下のとおり定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、適切な個人情報の管理に努めます。 1.個人情報の収集・利用・提供 個人情報を保護・管理する体制を確立し、適切な個人情報の収集、利用および提供に関する内部規則を定め、これを遵守します。 2.個人情報の安全対策 個人情報への不正アクセス、個人情報の紛失、破壊、改ざんおよび漏洩などに関する万全の予防措置を講じます。万一の問題発生時には速やかな是正対策を実施します。 3.個人情報の確認・訂正・利用停止 当該本人(患者さん)等からの内容確認・訂正あるいは利用停止を求められた場合には、別に定める内部規則により調査の上適切に対応します。 4.個人情報に関する法令・規範の遵守 個人情報に関する法令およびその他の規範を遵守します。 5.教育および継続的改善 個人情報保護体制を適切に維持するため、職員の教育・研修を徹底し内部規則を継続的に見直し、改善します。 6.診療情報の提供・開示診療情報の提供・開示に関しては、別に定めます。 【2】診療情報の提供と個人情報の保護について 当院は患者さんへの説明と納得に基づく診療(インフォームド・コンセント)および個人情報の保護に積極的に取り組んでおります。 ■診療情報の提供 ご自身の病状や治療について質問や不安がおありになる場合は遠慮なく、直接、担当医師または看護師に質問し、説明を受けてください。この場合には、特別の手続きは必要ありません。 ■診療情報の開示 ご自身の診療記録の閲覧や謄写をご希望の場合は遠慮なく、担当医師または医事課に開示をお申し出ください(開示・謄写に必要な実費をいただきますので、ご了承ください)。 ■個人情報の内容訂正・利用停止 個人情報とは、氏名、住所等の特定の個人を同定できる情報を言います。 当院が保有する個人情報(診療記録等)が事実と異なるとお考えになる場合は、内容の訂正・利用停止を求めることができます。担当医師にお申し付けください。調査の上、対応します。 ■個人情報に関するご希望の確認と変更 1)治療、外来予約(診療・検査・処置・指導等)や入院予定の変更、療養給付・保険証等の確認等、緊急性を認めた内容について、患者さんご本人に連絡する場合があります。ただし、事前に各科外来窓口または受付までお申し出があった場合は、連絡いたしません。 2)外来等での氏名の呼び出や病室おける氏名の掲示を望まない場合には、お申し出ください。ただし、事故防止・安全確保のためには、呼名および氏名の掲示が望ましいです。 3)電話あるいは面会者からの、通院状況、入院状況等の問い合わせへの回答 回答を望まない場合には、お申し出ください。あるいは、特定の片のみ取り次ぐ必要があれば、あらかじめお申し出ください。 4)身体上または宗教上の理由等で、治療に関して特別の制限やご希望がある方はお申し出ください。 5)上記に関して、ご了解できない事項があればお申し出ください。お申し出がない場合には、ご了解いただいたものとして、対応させていただきます 6)一度出されたご希望は、いつでも変更できます。 【3】通常の業務で想定される個人情報の利用目的 当院は、個人情報を下記の目的に利用し、その取り扱いには細心の注意を払っています。個人情報の取り扱いについてお気づきの点は、個人情報相談窓口までお気軽にお申し出ください。 ■患者さんへの医療提供のための利用 【当院での利用】 当院で患者さんに提供する医療サービス、医療保険事務、患者さんに係る管理運営業務(入退院の病棟管理、会計・経理、医療の質向上や安全のための分析・報告等) 【他の事業者等への情報提供】 他の病院・診療所、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連携・情報提供、他の医療機関からの照会への回答、外部の医師等に意見・助言を求める場合、検体検査業務の委託・その他の業務委託、ご家族等への病状説明、医療保険事務(保険事務の委託、審査支払機関または保険者へのレセプトの提出、審査支払機関または保険者からの照会への回答、審査支払機関又は保険者への照会)、 医療に関する専門の団体、保険会社等への相談または届出等、第3者機関への医療の質向上や安全のための分析・報告及び相談等 ■上記以外の利用目的 【当院での利用】 管理運営業務(医療サービスや業務の維持・改善のための基礎資料)、医療スタッフの教育・研修、学生実習、症例検討及び臨床研究・治験、予後調査、満足度調査、業務改善のためのアンケート調査等 【学会・医学誌等への発表】 学会、研究会学会誌等での報告は、氏名、生年月日、住所等を消去することで匿名化を行う 【他の事業者等への情報提供を伴う事例】 外部監査機関への情報提供、学術団体等への情報提供 【5】問い合わせ・相談窓口 個人情報に関するお問い合わせは、各部署責任者または以下の窓口をご利用ください。 個人情報保護相談窓口;札幌南三条病院医事課 011-233-3711 ト ッ プ に 戻 る
- 健康診断・人間ドック|南三条病院
札幌南三条病院の健康診断・人間ドック ページです。札幌南三条病院は、呼吸器疾患、特に肺がんの診療を中心とした医療を行っています。全国有数の治療実績で、肺がんセンター的施設として高い医療水準を誇ります。PET-CTや超音波気管支鏡などの最新機器を使用し、迅速で精密な診断を行っています。 健診・人間ドック お申込み・お問い合わせ 平 日/9:00~16:00 土曜日/9:00~12:00 健診センター TEL:011-233-3040 FAX:011-233-3050 mail: doc3@h-keiaikai.or.jp (健診センター) 人間ドック わが国の主要な死亡原因である「がん」「心臓病」「脳血管疾患」は3大生活習慣病と言われ、日本人の死因の半数以上を占めます。生活習慣病は自覚症状がほとんどなく、最も効果的な対策は「予防」と「早期発見・治療」です。当センターでは、皆様の「健康づくり」を目指し総合的な健診、人間ドックを実施、経験豊かな専門医とスタッフが対応いたします。当院は呼吸器疾患とくに肺がんの専門病院であるため、がんの早期発見を目指して肺ドック、PET健診も行なっておりますので、お気軽にご相談ください。 【検査コース】 ※全て税込価格 日帰りコース 41,800円 PETコース 88,000円 詳細はコチラ 人間ドック 肺ドック 肺がんによる死亡は、男性で1位、女性で2位を占めますが、肺がんはより早期に発見することで治癒が可能になります。通常の胸部X線写真では、専門医でも早期の肺がんをみつけることには限界があります。しかし肺ドックで行う胸部CTでは、X線写真では発見できない1㎝以下の小さな肺がんの発見が可能になります。X線の被ばく量を不安に思う方も多いと思いますが、肺ドックでは被ばく量の少ない低線量CTを使用していますので、安心してお受けください。肺ドックは、50歳以上で喫煙歴のある方に特にお勧めですが、最近はタバコと関連が乏しい肺がんが増えていますので、タバコを吸わない方も是非ご検討ください。 肺ドックは、肺がん以外に喫煙者に発症しやすい肺気腫(COPD)の早期発見にも有効です。肺気腫は進行した場合、酸素吸入が必要になることもある病気ですが、胸部CTでは早期の診断、治療介入が可能となります。 【検査 項目】 低線量CT 胸部X線 肺機能検査 呼吸器内科の専門医による診察 詳細はコチラ 費用:19,800円 肺ドック 健康診断 健康診断 定期健康診断(安衛則第44条) 11,000円 雇入時健康診断(安衛則第43条) 11,000円 生活習慣病予防健診 22,000円 石綿健診(胸部X線、ヘルカリCT) 17,600円 詳細はコチラ ※記入用紙持参の場合は 3,300 円プラス *PETについては「PET検査 」をご参照ください お支払い 各種クレジットカードのご利用が可能です。 駐車場 人間ドック・健康診断受診の方は当院駐車場を無料でご利用いただけます。 【普通車】札幌南三条病院 立体駐車場(高さ制限有り) 【RV車等】 提携駐車場 *3.5狸パーキング(駐車料金の一部を補助いたします。) ※令和6年4月より変更となります。 健診センター案内図 ①正面玄関より院内へ ②右折後、エレベーターで2階へ ③2階に出入口がございます ト ッ プ に 戻 る
- 医師紹介|南三条病院
札幌南三条病院の医師紹介 ページです。札幌南三条病院は、呼吸器疾患、特に肺がんの診療を中心とした医療を行っています。全国有数の治療実績で、肺がんセンター的施設として高い医療水準を誇ります。PET-CTや超音波気管支鏡などの最新機器を使用し、迅速で精密な診断を行っています。 医師紹介 所属医師紹介【常勤医師】 院 長/呼吸器内科 副 院 長/呼吸器内科 副 院 長/呼吸器外科 副 院 長/呼吸器内科 ●呼吸器内科 呼吸器内科部長 呼吸器内科部長 呼吸器内科主任医長 健診センター長/呼吸器内科 呼吸器内科医長 ●呼吸器外科 呼吸器外科部長 ●麻酔科 麻酔科部長 ●放射線科 放射線科主任医長 小場 弘之 藤田 昭久 加地 苗人 西海 豊寛 高畠 博嗣 本庄 統 西條 浩 本田 泰人 齋藤 淳 椎名 伸行 中山 禎人 石橋 哲哉 外 来 医 を 表 示 略 歴・所 属 学 会 を 表 示 ト ッ プ に 戻 る
- 肺の要精密検査と判定を受けた方|南三条病院
札幌南三条病院の肺の要精密検査と判定を受けた方 ページです。札幌南三条病院は、呼吸器疾患、特に肺がんの診療を中心とした医療を行っています。全国有数の治療実績で、肺がんセンター的施設として高い医療水準を誇ります。PET-CTや超音波気管支鏡などの最新機器を使用し、迅速で精密な診断を行っています。 肺の要精密検査と判定を受けた方 地 域 連 携 室 医 療 相 談 の ご 案 内 肺の要精密検査と判定を受けた方 医 療 機 関 の 皆 様 へ セカンドオピニオンのご案内 肺の精密検査のご予約について 健診後の精密検査について 健診施設などで健康診断や人間ドックを受診され、肺の精密検査が必要となった場合、お電話にてご予約が可能です。 ご予約は地域連携室で受付いたします。 ト ッ プ に 戻 る
- 肺がん診療ガイド|南三条病院
札幌南三条病院の肺がん診療ガイド ページです。札幌南三条病院は、呼吸器疾患、特に肺がんの診療を中心とした医療を行っています。全国有数の治療実績で、肺がんセンター的施設として高い医療水準を誇ります。PET-CTや超音波気管支鏡などの最新機器を使用し、迅速で精密な診断を行っています。 肺がん診療ガイド 患者さんのための 1.肺の構造と働き 肺は左肺と右肺に分かれており、さらに右肺は上葉、中葉、下葉の3つの肺葉に、左肺は上葉、下葉の2つの肺葉に分かれています。気管・気管支は、喉頭から肺への空気の通り道であり、細かく枝分かれして肺の末梢である肺胞に達します。気管が左右に分かれて肺に入る部分を肺門、肺門以外の肺の本体部分を肺野と呼びます。左右の肺の間には、 気管や食道、心臓があり、この部分を縦隔と呼びます。肺は胸膜という二重の膜で包まれており、内側の膜は肺の表面を包み(臓側胸膜)、外側の胸膜は胸壁に接しています(壁側胸膜)。肺の最も重要な働きは、 空気を介して体の中に酸素を取り込み、二酸化炭素を体の外へ排出することです。 2.肺がんとは 肺がんは、肺を構成する細胞が何らかの原因でがん化したもので、周りの正常な細胞をおしのけるように増殖します。 また、血管やリンパ管の中に入って全身に回り、転移することもあります。転移しやすい場所は、リンパ節、肺、 骨、脳、肝臓、副腎です。 3.肺がんの症状 肺がんに特徴的な症状はなく、無症状の場合で進行する場合も多くあります。咳嗽 、喀痰 、血痰 さらには呼吸苦、胸痛などを呈する場合がありますが、肺癌以外の呼吸器疾患にもみられる症状ですまた、腰痛や背部痛などの骨転移による症状や頭痛や吐き気などの脳転移による症状がみられる場合もあります。肺がんの原因は、第一に喫煙習慣が挙げられ 、男性では 6~7割が原因と推計されています。しかし、非喫煙者でも発症し、特に女性の腺がんの割合が高いとされています。 4.肺がんの種類(組織型) 肺がんは、がん細胞の形や状態、発生母地等から、大きく「非小細胞肺がん」と「小細胞肺がん」に分けられ、さらに非小細胞肺がんは「扁 平上皮がん」と非扁 平上皮がん「腺がん」、「大細胞がん」などに分けられます。頻度は腺がんが過半数を占め、扁 平上皮がんが約30%、小細胞がんが約15%の割合になっています。肺がんの種類(組織型)により、 病気の広がりや症状の出方、進行速度、治療の効きやすさが異なっていることから、組織型を知ることは治療や予後の予測に際して非常に重要です。 5.肺がんの進行度(臨床病期) 肺がんの治療をする場合には、肺がんの進行度(臨床病期も重要です。肺がんの進行度は、TNM分類といって次の3 つの因子の組み合わせでⅠ~Ⅳ 期に分けられています。 T因子:原発巣の大きさや浸潤範囲 N因子:肺門及び縦隔リンパ節転移の有無 M因子:他臓器(遠隔)転移の有無 肺がんの臨床病期 Ⅰ期 原発巣(発生源のがん)の大きさが小さくリンパ節転移がない Ⅱ期 原発巣がやや大きく、リンパ節転移がない、またはリンパ節転移が同じ側の肺門にとどまっている Ⅲ期 原発巣の浸潤が周囲の重要な 臓器に及んでいるか、リンパ節転移が広範囲に広がっている Ⅳ期 脳、肝臓、骨、副腎 など他臓器に転移している。あるいは胸水がたまり、その中にがん細胞がみられる 各病期はさらに細かく分類されており、 Ⅰ期 ⅠA1、ⅠA2、ⅠA3、ⅠB Ⅱ期 ⅡA、ⅡB、 Ⅲ期 ⅢA、ⅢB、ⅢC Ⅳ期 ⅣA、ⅣB に分類されています。 ※小細胞がんの分類 小細胞がんの治療法を選択する場合には 、上記の分類と併せて限局型(LD)進展型(ED)の分類も使用されています。 限局型(LD)がんが片方:の肺や胸部にとどまっている場合 進展型(ED)がんがより広い範囲に広がっている場合 6.肺がんの診断 <確定診断> 肺がんの診断は、まず肺がんかどうか、肺がんであればその種類(組織型)の診断を行います(確定診断)。胸部XP、胸部CTで、病変の位置や広がりを確認し、気管支内視鏡や胸水穿刺、リンパ節穿刺などの検査により、組織あるいは細胞を採取して(生検、細胞診、顕微鏡による病理検査によって肺がんの診断を行います。また、内科的治療が必要な場合には、生 検組織や細胞を用いて、遺伝子異常の分析及びPDL1抗原の分析を行います。生検や細胞診でも診断が得られない場合は、外科的に胸腔鏡を用いて、生検と切除を同時に行う場合もあります。 血液中の腫瘍マーカー(CEA、CYFRA、proGRP等)は、確定診断には用いられませんが、組織型や進展度を推定 することができます。 <病期診断> 肺がんの診断が確定すれば、肺がんの進行度の検査を行い、臨床病期を決定します(病期診断) 。リンパ節転移の状況や遠隔転移の有無を検索するために、PET-CT検査、 脳MRI検査等、全身検索を行うほか、原発巣の広がりも確認します。 <全身状態の評価> 肺がんの診断に加えて、治療の際に問題となる全身状態の評価も行います。心電図検査、肺機能検査、血液検査などにより、 心臓、肺、その他全身の臓器をスクリーニングして、問題となる合併症がないかどうかを検討します。 7.肺がんの治療 肺がんの治療方法には、外科治療、放射線治療、薬物治療、緩和ケアがあり、それぞれ併用されることもあります。 <外科治療> 非小細胞肺癌のⅠ 期、Ⅱ 期及びⅢ 期の一部、小細胞がんのⅠ 期は外科治療の対象となります。外科治療は、手術によって癌を切除します。がんの発生している肺葉を切除し(肺葉切除)、あわせてがんの転移の可能性の高いリンパ節も切除(郭清といいます)することが標準的です。状況によっては、大きく切除したり(拡大手術)逆に小さく切除(区域切除、部分切除などの縮小手術)したりします。 手術は全身麻酔で行われ、胸腔鏡というビデオカメラを肋骨の間から挿入してテレビモニターで観察しながら行う胸腔鏡下手術(VATS:video assisted thoracic surgery)を行うことがほとんどです。また、2018年4月より、ロボット支援の保険適用が拡大され、肺がん手術でも行われるようになりました。 切除された肺とリンパ節は、病理検査を行い、肺がんの組織型や広がり、リンパ節転移の有無などについて、病理学的な診断を行います。術後の病理検索によって臨床的な診断の確認を行い、再発のおそれが高い場合は、抗がん剤による 追加の補助療法(術後補助療法)を行うこともあります。手術後は、再発がないかどうか、定期的なフォローが必要です。 <放射線治療> 放射線治療は、放射線を照射することによりがん組織を、消滅させたり、小さくする治療方法です。がんの治癒や進行の抑制に使われるほか、がんによる身体症状の緩和や、延命にも使用されます。細胞障害性抗がん剤と併用することもあります(放射線化学療法)。非小細胞肺がんでは、臨床病期Ⅰ~Ⅲ 期で手術が難しい場合に、治癒を目標として行われます。また、非小細胞肺がんのⅡ 期、Ⅲ 期には、抗がん剤と併用する化学放射線療法が行われます。また限局型の 小細胞肺がんも放射線化学療法の適応となります。 <薬物治療> 外科治療や放射線治療の適応にならないⅢ 期の一部やⅣ 期は、内科的な薬物治療の対象となります。肺がんの薬物治療 には、大きく分けて抗がん剤(細胞障害性抗がん剤)、分子標的剤、免疫チェックポイント阻害剤の3種類の薬剤が使用され、併用される場合 もあります。 1)抗がん剤(細胞障害性抗がん剤) 従来から使用されている薬剤で、増殖しているがん細胞を直接攻撃します。がん細胞だけではなく、正常細胞にも影響をなく、正常細胞にも影響を及ぼすため、嘔気などの消化器症状や及ぼすため、嘔気などの消化器症状や脱毛、脱毛、骨髄抑制などの副作用骨髄抑制などの副作用を伴います。以前は細胞障害性抗がん剤同士の併用療法が主流でしたが、最近は免疫チェックポイント阻害剤との併用療法が標準治療になるとともに、いろいろな薬剤の組 み合わせの治療が研究されています。また、血管内皮増殖因子(VEGF)を標的する血管新生阻害剤との併用も標準治療のひとつとなっています。 2)分子標的剤 がん細胞の発生・増殖に関与する遺伝子(ドライバー遺伝子)に異常を持つがん細胞を攻撃する薬剤です。生検検体や手術検体のがん組織から、遺伝子の分析を行い、異常な遺伝子が陽性であれば、その遺伝子異常に効果のある薬剤を投与します。日本人において最も頻度の高い遺伝子異常はEGFR遺伝子変異で、肺腺がんの約半数で陽性となります。また、頻度は低くなりますが多くの遺伝子異常が分析 可能になってきており、各遺伝子異常が一括して分析可能なマルチパネル検査が普及して、多くの遺伝子異常が発見可能となってきています。また、分子標的剤の中には、血管内皮増殖因子(VEGF)を標的としてがん細胞の増殖に必要な血管新生を抑える血管新生阻害剤があり、細胞障害性抗がん剤や分子標的剤と併用したり、単独で投与します。 3)免疫チェックポイント阻害剤 がん細胞には、リンパ球などの免疫細胞の攻撃を逃れるしくみ(免疫チェックポイント)がありますが、免疫チェックポイント阻害剤はその仕組みを解除して、がん細胞に対する免 疫細胞の攻撃を回復させる薬剤です。がん組織におけるPD-L1抗原の高発現例で効果が高いとされ、当初はPD-L1抗原高発現の肺癌に使用されていましたが、最近では細胞障害性抗がん剤と併用することにより、より優れた効果を得られることが報告され、標準治療のひとつとなっています。また、しばらく小細胞がんに対する効果は明らかでありませんでしたが、小細胞がんの治療においても 細胞障害性抗がん剤との併用効果が高いことが報告され、標準治療となっています。 【 治療方法の選択 】 治療方法の選択に際しては、肺がんの種類、病期、遺伝子異常の有無、PD-L1抗原の発現等腫瘍側の因子のほか、年齢や合併症、全身状態等を考慮して決定されます。 〇非小細胞肺がんにおける 治療選択 非小細胞肺癌では、臨床病期Ⅰ 期、Ⅱ 期、Ⅲ 期の一部は通常外科的切除術を選択します。Ⅲ 期の一部とⅣ 期では、内科的薬物治療が選択されます。また、Ⅲ 期の一部では、放射線治療と薬物治療の併用が用いられることがあります。 〇小細胞肺がんにおける 治療選択 小細胞がんでは、臨床病期Ⅰ 期では外科治療が選択されます。外科治療が難しい小細胞がんの限局型では、通常、放射線療法と抗がん剤による化学療法との併用を検討します。進展型では、内科的薬物療法が選択されます。 <緩和ケア> 緩和ケアは、がんに対する積極的な治療とは別に、患者さんの生活の質をよくすることを目的に、がんに伴うさまざま 苦痛に対して治療、ケアを行います。がんに伴う苦痛の中でも、身体的苦痛への対応がもっとも重要であり、がんの浸潤や転移による痛み、激しい咳嗽 や呼吸困難、倦怠感などに対し、苦痛をとることを目的に専門的治療を行います。 また、告知に伴う精神的ショックや療養に伴う不安や落ち込み、恐れなどの精神的苦痛や病気による収入減や休職などの社会的苦痛などに対して、医師ばかりでなく、看護師、薬剤師、ソシアルワーカーなど様々な職種の専門家が患者さんによりそって、サポートを行います。 8.肺がんの予後 がんの予後をあらわすのには、 診断から5 年後の生存率である相対5年生存率が一般に用いられています。国立がん 研究センターが公表しているがん登録センターの全国集計(2013年~2014年診断例)では、肺がん全体で44.5%、Ⅰ 期が83.3%、Ⅱ 期が52.7%、Ⅲ 期が28.3%、Ⅳ 期が7.1%となっています。 組織型で分けると、非小細胞肺がんでは、全体で47.7%、Ⅰ 期84.1%、Ⅱ 期54.4%、Ⅲ 期29.9%、Ⅳ 期8.1%、 小細胞肺癌では全体で11.6%、Ⅰ 期44.7%、Ⅱ 期31.2%、Ⅲ 期17.9%、Ⅳ 期1.9%と報告されています。 ト ッ プ に 戻 る
- 胸部CT検査と気管支内視鏡検査の両者をうけた患者さんへ|三条病院
札幌南三条病院の胸部CT検査と気管支内視鏡検査の両者をうけた患者様へ ページです。札幌南三条病院は、呼吸器疾患、特に肺がんの診療を中心とした医療を行っています。全国有数の治療実績で、肺がんセンター的施設として高い医療水準を誇ります。PET-CTや超音波気管支鏡などの最新機器を使用し、迅速で精密な診断を行っています。 胸部CT検査と気管支内視鏡検査の 両者をうけた患者さんへ 気管支鏡検査のための気管支鏡ナビゲーションシステムの開発 2004年4月1日~2021年3月31日の期間に当院で胸部CT検査と気管支内視鏡検査の両者をうけられた患者さんの一部データを用いて、下記の研究を名古屋大学情報学科と共同で行うことになりました。既にある胸部CT像と気管支内視鏡ビデオ画像を使用し、気管支ナビゲーションシステムを開発する研究です。データは既に得られているため、患者様にご迷惑のかかることはなく、個人情報も保護されます。患者様の中でご自分のデータの利用に不同意の方や疑問のある方は、研究責任医師 高畠博嗣までご連絡ください。 研究責任医師 高畠博嗣 連絡先 札幌南三条病院呼吸器内科(札幌市中央区南3条西6丁目4-2) TEL 011-233-3711 研究概要 研究名 気管支鏡検査支援のための気管支鏡ナビゲーションシステムの開発 札幌南三条病院研究倫理委員会:2022年2月21日実施承認 研究期間 2022年2月1日~2025年3月31日 情報の収集対象となる方 札幌南三条病院呼吸器内科を受診し、胸部CT及び気管支鏡検査の両者を3週間以内に受けた方。 情報の利用目的と利用方法 気管支ナビゲーションシステムの実現のため、気管支鏡トラッキング(位置取得)技術の開発を名古屋大学と共同で行う。トラッキング技術として画像ベース手法を用い、胸部CT像と気管支内視鏡ビデオ画像から、気管支内視鏡位置を推定する手法の開発を行う。そのため、当院患者の検査画像を使用して、気管支構造を考慮したトラッキング技術の開発を行う。 研究責任者 高畠博嗣(札幌南三条病院呼吸器内科・呼吸器内科部長) 共同研究者 森健策(名古屋大学大学院情報学研究科・教授) 小田昌宏(名古屋大学情報連携推進本部情報戦略室・准教授) 王成(名古屋大学大学院情報学研究科・研究員) 名取博(札幌医科大学医学部呼吸器アレルギー内科・訪問研究員) 森雅樹(札幌医科大学医学部呼吸器アレルギー内科・訪問研究員) ト ッ プ に 戻 る
- 呼吸器内科|札幌南三条病院
札幌南三条病院の呼吸器内科 ページです。札幌南三条病院は、呼吸器疾患、特に肺がんの診療を中心とした医療を行っています。全国有数の治療実績で、肺がんセンター的施設として高い医療水準を誇ります。PET-CTや超音波気管支鏡などの最新機器を使用し、迅速で精密な診断を行っています。 呼吸器内科 呼吸器内科 札幌南三条病院呼吸器内科は、呼吸器疾患のうち肺がんの患者さんを中心に受け入れています。レントゲン写真・CT像、PET、MRI、エコーなどの画像診断と経気管支的肺生検・透視もしくはエコー下肺生検など病理的診断を基に肺癌の診断と治療を実践しています。手術カンファレンスは週2回、呼吸器内科カンファレンスは週1回開催し、医師、看護師、放射線技師、臨床検査技師など多職種が参加し、個々の患者さんにとって現時点で最も適切な治療法を検討していきます。 抗がん剤治療は、患者さん・ご家族に負担を強いる治療ではありますが、すべての職員が協力し、がんに伴う種々の肉体的、精神的、社会的な苦痛を除去すべく患者さんを中心に捉えた治療を行っています。治療に伴う副作用は、個人差があるなど、できる限り普段どおりの生活をしていただけるような配慮を行っています。 所属医師紹介 院 長/呼吸器内科 副 院 長/呼吸器内科 副 院 長/呼吸器内科 呼吸器内科部長 呼吸器内科部長 呼吸器内科主任医長 健診センター長/呼吸器内科 呼吸器内科医長 小場 弘之 藤田 昭久 西海 豊寛 高畠 博嗣 本庄 統 西條 浩 本田 泰人 齋藤 淳 呼吸器内科担当医表 診 療 科 一 覧 に 戻 る ト ッ プ に 戻 る