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放射線科(画像診断)
放射線科(画像診断)
放射線科というのは他科とは違い、一般の方が直接受診することはあまりないため、何をしている科なのかいまひとつピンとこないと思います。 当科の役割を簡単に説明すると、放射線部で撮影して出来上がって来た画像から病気の状態などを診断して、診断レポートとして報告することです。(このプロセスを「読影」といいます。 特に当院ではPET検査を盛んに行っていますが、PETなど核医学検査(放射線医薬品を使った検査)の読影には、「一見すると単純そうに見えて、一歩踏み込んだ読影には曖昧な情報の塊から全体像を彫り出すような独特な技術が必要」という特徴があります。
当院の放射線科では、核医学専従の医師がドック検査を含んだ全例のPET検査画像を読影することで、検査画像の中に眠る有用な情報を可能な限り抽出して、患者さんに対する診療やドック受診された方の健康維持をお手伝いできるように日々尽力しています。当院放射線部では、従来より肺がんの原発部位や転移病巣の発見に有用なPET装置2台を運用しておりましたが、平成24年度よりさらに診断性能の高いPET/CTの稼働を始めました。また、初期の小さな肺がんを描出することが可能なCT(80列マルチスライス)も同年に導入し稼働しております。その他、一般撮影装置2台、CR(デジタル画像処理装置)マンモグラフィ、デジタル透視装置(胃・大腸バリウム検査や気管支鏡による細胞診検査)2台で高精細な画像を投影し、迅速に医師に画像を提供しております。また、読影室にも高精細画像に対応して高解像度モニターを設置し詳細な診断に役立てております。
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